新型フリード　ファーストインプレッション

2024年5月9日にHondaのホームページで6月発売の新型フリードの先行公開が行われました。
また、5月10日からは全国で実車の先行展示会が行われるとのことで、早速見に行ってきました。
先行展示会スケジュール（Honda公式サイト）

先行展示会の初日はHonda Cars 埼玉 東川口店を訪れてみました。
開店時刻から新型フリード目当てのお客さんがひっきりなしに来訪されているとのことで、近隣の他店舗からも応援スタッフが入っているほどの盛況ぶりです。
展示されているのは「AIR」と「CROSSTAR」の２タイプ。
どちらもe:HEVとなったハイブリッドのモデルです。

新型フリード e:HEV AIR EX

「AIR」というネーミングは2022年にモデルチェンジしたステップワゴンにも通ずるものがありますね。
展示されていたのは６人乗り「AIR EX」で、ボディカラーは「フィヨルドミスト・パール」でステップワゴンのAIRと共通の色が車種のイメージカラーとなっています。

サイドビューを見ると、ステップワゴンをぎゅっと凝縮したような印象も受けます。
個人的には特に3列目の窓の造形がその様に思わされる部分だと思いました。

運転席側から見ると、インパネの左右にわたってパッドのような造形がされています。
横基調にして端から端までまっすぐつなげると大きく広く見える効果があるそうですが、大きく感じてしまわないようにわざと横一直線にならないデザインとなっているそうです。

ついにフリードにも電子制御パーキングブレーキが装備されるように。

2列目シートがキャプテンシートなのは6人乗りの特徴ですね。
シートスライドを一番後ろまで下げているので、2列目に座るとレッグスペースがとても広く、思いっきり足を伸ばして座ることができました。

2列目の天井を見ると、リヤエアコンが装備されていました。
夏場など後席が暑いという声もあるそうで待望の装備ですね。
AIR EXとCROSSTAR6人乗り、スロープ仕様にて装備されます。

前席シートの背面には運転席・助手席ともUSBソケットが装備されています。
AIR EXとCROSSTARの3列シート車の装備なんですね。
この車で一番快適に過ごせるのは2列目なんだろうなあと感じました。


3列目シートは2列目に比べると折りたたみ機構があるため薄くなっていますね。
畳んでみると薄くなっているのがわかりますね。
ちなみに2列目シートを目一杯後に下げていると3列目を畳んで跳ね上げる際に当たってしまいますので、たたむ際にはあらかじめ2列目シートを少し前に出しておくかリクライニングの角度を立てて当たらないようにする必要があります。

3列目に座ってみましたところ視点が高く、前方も見渡せるようになっています。
これはステップワゴンでも同様の「乗り物酔いを軽減する効果」があるのかもしれませんね。

新型フリード e:HEV CROSSTAR (2列シート）

クロスターは従来の「＋」を統合された2列シートの5人乗りとスロープ、3列シートの6人乗りがラインナップされています。
展示車は2列シート5人乗りでした。

SUVテイストのあるCROSSTARはフェンダーやバンパーなどのブラックアウト、ドアサイドプロテクター、ルーフレールなどで武骨なイメージを醸しています。