東京ビッグサイトにて開催中の「水素・燃料電池展」にHondaがCR-Vの燃料電池車を出すとのことですので見に行ってきました。
ボンネットを開けた状態で展示されており、エンジンルーム(エンジンじゃないけど)に搭載されているのは新型の燃料電池スタックで、フロントを110mm延長したのみでベース車両の骨格などいじることなくエンジンから燃料電池スタックにそのまま載せ替えているだけ、ということを説明員の方が仰られていました。
左のフロントフェンダーにはプラグインハイブリッドならでは充電器のコネクタ・・・と思いきや、これは「Honda Power Supply Connector」という、車両から電源を取り出して100Vのコンセントを繋ぐことができる給電コネクターでした。
グリップ部分を下から覗き込んだところ、PCなどでよく見かけるアース付きのコンセント差込口がわかりますでしょうか。黒い■の部分です。
ここからの出力は1500wまで使えるそうです。
この給電コネクターと同じ場所にEVのチャージ用のコネクタを繋いで車両のバッテリーを充電できるようになっている、給電と充電のどちらでもできる取出口になっています。
バッテリーEVとしての走行距離は約60kmと公表されています。
左側リヤフェンダーには水素チャージ用の注入口があります。
水素スタンドでここにホースを繋ぎ高圧の水素を充填するのですが、およそ3分でフルチャージできるそうで、水素での走行可能距離は約600kmほどになるそうです。
リヤのラゲッジルームを見ると、一段高くなっている部分がありますが、こことリヤシート下に水素ボンベが設置されているそうです。
また写真右側にもコネクタがありますが、ここにPower Exporter e: 6000 / Power Exporter 9000をつなぐことでそれぞれ6kVA/9kVAの電力を取り出すことができ、災害時の電源や屋外イベントの電源など、100Vと200Vの電力を燃料電池車から供給できるようになっています。
室内は前席の窓が開けてあるので覗き込むことができますがここ最近のHonda車の装備に共通している印象を受けました。
ここでようやくステージ時間になりボンネット、テールゲート、リッドなどが閉じられた姿を見ることができました。
あらためてエクステリアを見ると前述したようにフロントが110mm延長されていることもあり、6代目CR-Vのなかでも独特な顔つきとなっているのがわかります。
10代目アコードの顔にもちょっと似た印象を受けました。
リヤビューは先代に似た印象をもつ特徴的なテールランプがCR-Vであることを主張しています。
テールゲートに「e:FCEV」のバッチがあるのがわかりますね。
中の人は以前クラリティFCEVに乗ってみて以来割とFCEV推しなのですが、やはり現状では水素スタンドの少なさと営業時間の縛りがもどかしく感じました。
ですがこのCR-V e:FCEVはプラグインハイブリッドの機能も併せ持ちバッテリーEVとしての移動も可能となっているので、全てではないにせよ水素スタンドが近くにないとか営業時間外だとかの不安要素に悩まされることも少なくなります。
災害時にPHEVから電力を供給している姿も報道などで見かけることもありますが、そういった場合でもエネルギー拠点として活用でき、水素社会がまた一歩近づいてきたと感じました。
ところで気になるお値段ですが、現時点ではまだ公開されていません。
官公庁や企業へのリースでの販売となるので一般に買うことはできませんが、2/29から先行予約がはじまっているので取扱店で聞いてみてということでした。
それと、中の人の切実な願い。
「Honda EveryGo」で乗れるようにしてーーー!!
ベースとなったのは日本ではまだ未発売の6代目CR-V。
日本にないので知りませんでしたがプラグインハイブリッド「e:PHEV」があるんですね。
これに燃料電池のシステム一式を組み合わせたのが今回展示された「e:FCEV」となります。
日本にないので知りませんでしたがプラグインハイブリッド「e:PHEV」があるんですね。
これに燃料電池のシステム一式を組み合わせたのが今回展示された「e:FCEV」となります。
ボンネットを開けた状態で展示されており、エンジンルーム(エンジンじゃないけど)に搭載されているのは新型の燃料電池スタックで、フロントを110mm延長したのみでベース車両の骨格などいじることなくエンジンから燃料電池スタックにそのまま載せ替えているだけ、ということを説明員の方が仰られていました。
左のフロントフェンダーにはプラグインハイブリッドならでは充電器のコネクタ・・・と思いきや、これは「Honda Power Supply Connector」という、車両から電源を取り出して100Vのコンセントを繋ぐことができる給電コネクターでした。
グリップ部分を下から覗き込んだところ、PCなどでよく見かけるアース付きのコンセント差込口がわかりますでしょうか。黒い■の部分です。
ここからの出力は1500wまで使えるそうです。
この給電コネクターと同じ場所にEVのチャージ用のコネクタを繋いで車両のバッテリーを充電できるようになっている、給電と充電のどちらでもできる取出口になっています。
バッテリーEVとしての走行距離は約60kmと公表されています。
左側リヤフェンダーには水素チャージ用の注入口があります。
水素スタンドでここにホースを繋ぎ高圧の水素を充填するのですが、およそ3分でフルチャージできるそうで、水素での走行可能距離は約600kmほどになるそうです。
リヤのラゲッジルームを見ると、一段高くなっている部分がありますが、こことリヤシート下に水素ボンベが設置されているそうです。
また写真右側にもコネクタがありますが、ここにPower Exporter e: 6000 / Power Exporter 9000をつなぐことでそれぞれ6kVA/9kVAの電力を取り出すことができ、災害時の電源や屋外イベントの電源など、100Vと200Vの電力を燃料電池車から供給できるようになっています。
Power Exporterのカタログを見ると、規格が統一されているためHonda車だけではなく他社の燃料電池車(トヨタMIARAI)・バッテリーEV車(日産リーフ、NV200など)、プラグインハイブリッド車(三菱アウトランダーPHEVなど)なども接続ができるそうです。
室内は前席の窓が開けてあるので覗き込むことができますがここ最近のHonda車の装備に共通している印象を受けました。
ここでようやくステージ時間になりボンネット、テールゲート、リッドなどが閉じられた姿を見ることができました。
あらためてエクステリアを見ると前述したようにフロントが110mm延長されていることもあり、6代目CR-Vのなかでも独特な顔つきとなっているのがわかります。
10代目アコードの顔にもちょっと似た印象を受けました。
リヤビューは先代に似た印象をもつ特徴的なテールランプがCR-Vであることを主張しています。
テールゲートに「e:FCEV」のバッチがあるのがわかりますね。
中の人は以前クラリティFCEVに乗ってみて以来割とFCEV推しなのですが、やはり現状では水素スタンドの少なさと営業時間の縛りがもどかしく感じました。
ですがこのCR-V e:FCEVはプラグインハイブリッドの機能も併せ持ちバッテリーEVとしての移動も可能となっているので、全てではないにせよ水素スタンドが近くにないとか営業時間外だとかの不安要素に悩まされることも少なくなります。
災害時にPHEVから電力を供給している姿も報道などで見かけることもありますが、そういった場合でもエネルギー拠点として活用でき、水素社会がまた一歩近づいてきたと感じました。
ところで気になるお値段ですが、現時点ではまだ公開されていません。
官公庁や企業へのリースでの販売となるので一般に買うことはできませんが、2/29から先行予約がはじまっているので取扱店で聞いてみてということでした。
それと、中の人の切実な願い。
「Honda EveryGo」で乗れるようにしてーーー!!