2022/09/01

EveryGoを使用してドライブに行ってみた!

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EveryGoというサービスを知っていますか?


EveryGoとはHondaのレンタカー・カーシェアサービスのことで、24時間予約可能で、様々なHonda車に乗ることができるサービスです。

会員登録無料、月額費無料でかかる費用は借りた分だけ、乗った分だけ。サービスの使用頻度が低くても毎月の費用がかからないためとても使いやすいサービスとなっています。


https://everygo.honda.co.jp/


最近免許だけ取ってクルマを持たない人も増えました。

特に大都市圏では駐車場料金が高く、維持も大変なので主な移動は電車という方も多いと思います。

しかし、こう思ったことはありませんか?


「たまにはドライブしたいなぁ……」


そういう時に手軽に使うことができるサービスなのです。

特にコロナ禍の昨今、手軽に外でできるアクティビティが欲しいと思った方もいると思います。

かく言う筆者もそういうタイプなので、






入会してドライブに興じることにしました。


入会方法は簡単。登録申し込みメールを自分のアドレスに送信。

そこからリンクされている会員情報登録画面に必要情報とクレジットカード、免許証の画像をアップ。




これで登録完了。

次に予約。





「適当にクルマ借りてドライブするよー」と友人を募ったところ3人が手を挙げたのでミニバンタイプのクルマを予約しようとステーションを検索するものの、借りやすい場所にあるミニバンは予約が一杯。皆さん考えていることは同じということか……。


仕方なくミニバンは諦めて4人〜5人乗りのクルマを探していると、





ちょうどいいところにフィットが。

他にいい選択肢もなかったのでこのまま予約。

すると数日後に友人の1人から「自分も会員登録したよ」との連絡が。

EveryGoは会員のみが運転できるシステムのため、運転手を交代するには会員登録しなければなりません(レンタカー屋さんで最初に名前を書いて免許証を提示するのと同じですね)。

ちなみに会員登録していれば当日誰でも運転できるわけではなく、予約の際に運転者の追加登録をしなければいけません。これが地味に面倒で、予約を取った後に運転者の追加登録はできず、予約を取った後の追加は一度予約をキャンセルしてから取り直すという作業が必要となります。

というわけで一度キャンセルして予約取り直し。

ちなみに理論上予約取り直しの際に横取りされる可能性はありますが、仮にそれがあるとしたら該当車のページに張り付いている人か、たまたまそのタイミングで検索ページを更新した人くらいなので、あまり気にしなくてもいいかと思います。


そしていざドライブ!

この日は夜に全員新宿で予定があったため中野でレンタル。

借りたのは21年モデルのフィット e:HEV HOMEHonda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器装着車)。メーカーのカーシェアだけあって新しいモデルが乗れます。



なお、このドライブですが事前の打ち合わせで決まっているのは、


築地で昼食!

以上!!


これだけです(笑)。

とてつもないグダグダ感をお楽しみください(笑)。


まずはレンタル開始のための車両のロック解除から。

EveryGoはアプリで貸し出し開始時のロック解除と終了時のロックを行います。

というわけで小雨降りしきる中いざロック解除!






されない……。


何度やってもエラーが出てしまいます。

いきなり出鼻をくじかれた筆者。雨の中後ろで待ちぼうけの友人。


仕方がないのでコールセンターに電話して解決してもらうことに。

休日の昼間だったので取り次ぎまで少し時間がかかったものの、無事にコールセンターの方と繋がり、トラブル内容と名前を言うとすぐにロックを解除してもらうことができました。


気を取り直してまずは築地へ。

靖国通りから新宿通りに抜け、そこから皇居の周辺をぐるりと回って有楽町方面へ向かいます。

休日の都心なのでてっきり渋滞が多いかと思いきや道路は割と空いていて、思った以上に快適なドライブに。



築地では駐車場の場所探しにあたふたしたものの、中心地に近い駐車場に止められました。

そこからなんとなくブラブラして適当な店に入ると限定のマグロ3種丼が。

これとカニ汁で昼食。



マグロ丼もカニ汁も濃厚な味わいで、空腹の胃袋へ一瞬にして飲み込まれていきました。

さて……。

やりたいことが終わってしまいました……。

ここから車内に戻って何やりたい会議をするのですが、全員ノープランで何も出てこない。この4人、発想力がなさすぎます。

あまりにも行きたいところが何もないので全員黙っていると、1人がポツリと一言。


「ガンダムベース……」


そこだー!


ということでお台場にあるガンダムベースまで移動して買い物(?)をすることに。

都道304号から有明アリーナの横を通り、そこから湾岸道路でお台場まで移動すると、ガンダムベースのあるダイバーシティ東京プラザはもう目の前です。

湾岸道路に面している施設の立体駐車場を上ると屋上以外の全ての階で満車。とても賑わっていました。

もちろんガンダムベースも人がいっぱいで……と思いきやあまり人気は多くなく何か雰囲気がおかしい。

訝しげな表情のまま店舗のそばまで行くと、


「本日は事前予約制となっております」


まさかの予約制で入場すらできないという事態に。我々は何をしにここまで来たのか……。

悪あがきに筆者が「下のユニコーンガンダムでも見る?」と聞くと「いや、いいわ……」と小さく返答が。まさかの事態に3人の心が折られている……!

さらに屋上のクルマに戻ろうとエレベーターを使わずに階段を使ったところ迷った上に結局階段からは駐車場に戻れないというまさに踏んだり蹴ったりの状況に我々の足取りも心なしか重くなっていきます。

しかし気晴らしにドライブしていて気が落ち込んでいては意味がありません。気を取り直してクルマに戻って次の目的地を決めることに。

さすがに先ほどノープランだったのを全員反省したからか、今度は即座に江戸東京博物館という具体的な行き先が……って今閉館しているじゃないですか……。

またも行き先を失う我々。しかし博物館という選択肢は悪くない。何か全員の興味を引くところはないかと調べたところ、「たばこと塩の博物館」というところがヒット。

今回ドライブした4人は全員現役喫煙者、元喫煙者だったので、全員が揃って楽しめそうだということで行ってみることにしました。



お台場から出る際に間違えてレインボーブリッジを通ったものの、芝浦ふ頭からはひたすら北上。昼食を摂った築地を横切り、厩橋を渡って春日通り近辺で駐車場を探していざ博物館へ。





たばこと塩の博物館

https://www.tabashio.jp/


博物館の大雑把な内容だけ見て移動してきたため、入館料は全く気にしていなかったのですが、なんと入館料は大人1100円! 安すぎてびっくりしました。


この博物館は過去に専売品だった「たばこ」と「塩」をテーマとした博物館で、2階は塩について、3階はたばこについての展示が行われていました。

塩のフロアは人間や動物と塩の関係、世界の塩について、塩の精製についてなど我々の身近にある塩というものについて事細かに展示がされていました。

たばこのフロアではたばこの起源、歴史、加工の道具、たばこにまつわるアイテムやたばこのパッケージなど、知られることの少ないたばこの昔から今までの様々な事象や道具についての展示がされていました。

正直とても楽しかったのですが、我々が博物館に到着したのが閉館1時間前だったため駆け足で見て回ることになってしまいました。もっとじっくり見たいのでいつかもう一度来たいと思います。


閉館ぎりぎりまで展示を見るとそろそろ車両の返却時間が近づいてきました。

来た道を途中まで戻った後に浅草橋から神保町へ抜けて防衛省の横を通り、新宿西口の高架下を通って中野の駐車場まで戻る頃には博物館を発ってから1時間が経過していました。

それでも返却までは30分以上余裕があったのですが、嫌な予感がしたので今回は早めに返却。


その嫌な予感というのは、







やっぱりこうなると思ったよ!


ロックを解除してもらった時と同様にコールセンターへ連絡して名前を伝えて返却手続き。

本来はアプリで返却もできるのですが、この日の私のスマホとEveryGoの相性はすこぶる悪いらしく全く受け付けてくれませんでした。


ちなみに、コールセンターからロック解除を行う際に気を付けなければならないことがあります。

それはコールセンターでロック解除をすると距離別料金は後日になるということ。本来は返却翌日にレンタル料金+距離別料金が請求されるのですが、アプリでロック解除ができないとメーターとの連動が即座にできないようで、距離別料金はしばらく経ってから請求が届きます。長距離走った後に「お、レンタル代安いじゃん♪」なんて言っていると後からドカン!と届きますのでご注意ください。

具体的には、レンタル終了直後に以下のような請求書が届きます。




こちらは距離別料金の入っていない請求書で、正確な請求書が届くまでの一時金となります。

次に約1か月後に以下のような請求書が届きます。




こちらが本来支払うレンタル代+距離別料金の金額になります。

これを内訳すると、レンタル代4,780円+距離別料金1,054円となり、距離別料金1,054円をホームページで表示されている17/kmで割ると62km走っていることがわかります。

しかし、これをそのまま支払うと7月に4,780円払っているのでレンタル代を2回支払っていることになります。

そのため、最後に以下の請求書が届きます。




これによって余分に払っていたレンタル料金が清算され、レンタル料金1回分+距離別料金という正しい請求となります。

とてもややこしいです。ここの請求を1枚にしてもらえるともっと使いやすくなると思います。

家計簿をつけている方でどれを帳簿につければいいのかわからない、請求書が多すぎてどれを見ればいいかわからないという方は、3枚の請求書のうち1番高いものだけを反映させる(見る)ようにしましょう。残り2枚は差し引き0になるのでゴミ箱に捨ててしまって問題ありません。

もちろんアプリから貸し出し&返却した方は1枚の請求書になる……はずです。

次のドライブでは正常にアプリが起動した状態でのアクションも見せられたらと思います。 


こんな感じでEveryGoを使ったドライブをやってみましたがいかがでしたでしょうか?

本当はもっとスマートに借りて、スマートに返して……というのをやりたかったのですが、なかなか上手くはいかないようです。

しかし、手軽にドライブするにはとてもいいと思いますので、興味を持たれた方は一度入会して乗ってみてはいかがでしょうか。
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