2023/02/03

ジャパンキャンピングカーショー2023 イベントレポート

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千葉県の幕張メッセにて2/3(金)〜2/6(月)まで開催中の『ジャパンキャンピングカーショー2023』に来てみました。
ホンダ車で出展している会社が少なく、あっても昨年の出展車両と実は殆ど被ってるんですがその中で昨年にはなかった機能や見落としていた部分など取り上げても行きます。

ホワイトハウス

DECK ONE


昨年フルモデルチェンジしたステップワゴンをベースにした「DECK ONE」が本日このイベントで発表となりました。
まさにできたてのホヤホヤ。
まだ一部間に合わなかった部分もあるそうですが、見たところ機能はバッチリです。

室内はまず大きくフラットになったセカンドシートが目に入ります。
純正のシートでは段差ができてしまうそうで、室内のサイズを目一杯使った大きなものに交換されていました。

天井を見上げると、ルーフテントへのアクセスができるようになっています。
二階部分への出入りに外に出る必要がないので、季節や天候によっては実にありがたい機能ですね。

三列目シートは左側だけを純正のまま残しており、右側にギャレーや冷蔵庫などを配置していました。

順番が逆になりましたが一列目シート、これは純正のシートを使いシートレール部分にホワイトハウス独自の特許で回転できるようになっています。
これにより1列目〜3列目までをフルフラットにして広大なスペースを確保できますね。

外観上も大きく違いがわかるルーフテント。
これを装着すると全高が2045mm(4WD車は2055mm)となるため、5ナンバーの2000mmの枠を超えてしまうためAIRであっても3ナンバーとなるそうです。(SPADAなら元々3ナンバー)
この車両のベースはAIRの8人乗りですが、SPADAや他のタイプでも差額で対応できるそうです。

FREE STYLE


フリード+をベースにした『FREE STYLE』は昨年も出展されていましたが、同じ車両ではありませんでした。
フロント回転シート、段差をカバーするボードとクッションを使ったフラットな室内空間、ルーフテントといった機能はそのまま引き継がれていますが、昨年の出展時にはなかった機能として「セカンドシート座面着脱機能が追加されていました。

フリード+のセカンドシートを格納する場合、この写真のように格納したセカンドシートの座面が先端に盛り上がった状態になってしまいます。

この部分にノブを設けて座面を外せるようになっていました。
座面を外し、フロントシートを回転させることで長さ1880mmのスペースを生み出せるようになっています。
キャンピングカー以外でも、この機能は付けると便利そうですよね!

N-VAN COMPO Style-one


N-VANをベースにした『N-VAN COMPO』も昨年出展されていましたが、今年の展示ではサイドオーニングに取り付けて使える『オリジナルプライバシーテント』が追加されていました。
ちょうどN-VANの室内スペースと同じぐらいの空間が横に一つ増えるような感じです。
サイドピラーレスのN-VANならこの空間の開放感がより楽しいものになるんじゃないかな!

サイドオーニングの装着にはルーフキャリアを使っていますので、この車両だけルーフテントはついていませんでした。

N-BOX Camper NEO


軽自動車のキャンピングカーで4名就寝ができるということに驚かされたN-BOXベースの『Neo』は前回も展示されていたのですが、今年はちょっと中の人的に注目なアイテムがありました。

製造元ホワイトハウス×販売元ホンダアクセスの「カーテレワークデスク」
これ、ISOFIXで装着できて足の高さが調整可能なので、キャンピングカーに限らず色んな車に対応ができるというもの。
使わないときは畳んでしまえるので邪魔にもなりません。
実際、クルマの中でパソコン使おうと思うと結構ストレス感じますよね。
ハンドルが邪魔とか置く場所が安定しないとか。
このデスクならちょうどいい高さに安定して置けるし、横に資料なども並べられる。
テレワークデスクと銘打っているけど、車中泊の際に食事したりとかも便利。

先程「キャンピングカーに限らず」と書きましたけど、このホワイトハウスの車両のように回転シートになっていると楽しい空間になりますし、電源も備えているキャンピングカーならPCの電源なども悩む必要がなくなりますので、キャンピングカーに使ってこそさらなる真価を発揮できそうなアイテムです。
ちなみにこういうのが発売されていたのを全く知らなかったんですが、2022年11月24日から発売されているんだそうです。Yahooショッピングで・・・・売り方とかも模索中ってことでした。
あと、以前N-VANのキャンピングカーの取材でお世話になりました「Honda Cars 神奈川中」でも取り扱っているそうです。

スリーセブン

N CAM


福岡県のスリーセブンは今年もN-VANのキャンピングカー「N CAM」を出展していました。
今年は対座機能が新たに登場していました。

といってもホワイトハウスのように回転体座シートが装着されているのではなく、車内をフラットなスペースにするボードやクッションの構造を変えることで対座できるようになっていました。

・・・・と、なんと今年はホンダ車を見つけられたのはこの2社だけで、かつ全く新しいクルマは新型のステップワゴンだけという状況だったのですが、「去年も同じクルマをそのまま」ではなく改良などが行われていて常に進化し続ける分野なんだと感じられました。

おまけ
中の人的に滾るポイント
・・・電源周りとか参考になります(何の)

※記事中、出展者名称は敬称略とさせていただきました。ご了承ください。
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