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ホンダネット新車ナビエディックスファーストインプレッション(室内編)

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ファーストインプレッション
 − エディックス室内編 −

発表当日にウェルカムプラザ青山に展示されたエディックスをレポートします。
Photo & Report:2004年7月7日

※グレードによっては下記でご紹介している装備が設定されていないことがありますのでご注意下さい!

ここから先は「室内編」として、エディックスの室内の様子をご紹介します。撮影した車両はタイプが「20X」、ボディカラーが「ミラノレッド」、内装色が「エスプレッソ」のエディックスです。
全く新しいシートレイアウトで、前席の中央に座るという珍しい体験ができるエディックス。今回の取材では、実際にこのシートに座れることが一番楽しみでした。
早速運転席側のドアを開けて、まずは運転席に座ってみました。運転席のドアは3段階に開き、最も大きく開いた下の写真の状態では、ボディに対して垂直に近い角度までドアが開きます。シートは「エスプレッソ」という名のオレンジに近い明るい色。運転席と助手席が同じ色で、中央のシートにはこれより少し薄い色が使われているようです。
シートは幅が475mmとやや小ぶりで、座面は平らに近く、背面には小さなサポートが付いています。小ぶりのシートですが体がシートからはみ出るようなことはなく、男性の方でも通常の運転には全く問題がなさそうです。
いよいよ新しいシートレイアウトを体験してみます。前席中央に座るというのはどんな感じなんでしょう? 座る前にシートを眺めてみました。シート色はオレンジ色で、何だか楽しげな雰囲気です。 座面はほぼフラット。凸凹がないので、左右への移動も簡単です。 シートの表面にはこのような模様が入っています。

運転席で前後左右を見渡してみました。
室外編でご紹介したとおり、フロントガラスは低く寝た形になっているためダッシュボードの奥行きがかなりあるようです。シートポジションをあわせるとボンネットがほとんど見えないため、前方の感覚をつかむのに少し慣れが必要になるかもしれません。
左の方を見てみると車内が非常に広く感じられます。もちろん横に3人が並べるので実際の室内幅も広いはずですが、センターシートの幅の分だけ普通の車よりも助手席の位置が運転席から遠いところにあることや、インパネが横方向に直線的なデザインを採用していることから、なおさら広く感じられるのだと思います。
助手席は遠くなったけれど、その分運転席の真横にシートがあって、そこに人がいるというのも不思議な感じでした。
このセンターシートは一番後ろに下げた状態でチャイルドシートの装着が可能になることを考えると、特に小さなお子さんのいる3人家族のご家庭にはピッタリのシートレイアウトなのかもしれません。これまでの車ならば『運転席にお父さん、助手席(またはリアシート)にお母さん、リアシートにチャイルドシートを着けてお子さん』と、誰かが必ずひとりぼっちになっていたところが、エディックスなら『運転席にお父さん、助手席にお母さん、前席のセンターシートにお子さん』と3人並んで車に乗ることができる。その上、乗り降りの度にチャイルドシートのある後席まで移動する必要がなくなり、運転中も後席の様子を気にする必要がなくなるなど、多くのメリットがあるように感じました。
前を向いてまず目に入るのが直線的なデザインのインパネ。 その上のダッシュボードは奥行きがあります。シートに座った状態でダッシュボード先端にギリギリ手が届くくらいの奥行きでした。 太めのピラーですが三角窓が付いています。ツイーターもこの位置に設置されていました。 運転席から後ろを見てみました。外から見た以上に屋根の後部が低く下がっています。

シートも気になるけれど、インパネ周りの装備も気になるところ。センターシートに移る前に、一通り整理してみたいと思います。
まずは運転に必要な装備から。ステアリングはオーソドックスな3本スポークタイプのシンプルなもの。スポーク上にはボリューム調整などのオーディオ操作が可能なスイッチがついています。ステアリングの奥にはメーターがありますが、自発光式のため表示内容を確認することができませんでした。そして、ステアリングの左側にはインパネに埋め込まれたシンプルなシフトレバー。操作が簡単なストレート式が採用されています。また、パーキングブレーキはブレーキ時、解除時とも足でペダルを踏むタイプのものが採用されていました。
3本スポークのステアリングにオーディオ操作用のスイッチが付いています。 運転席から見るオーディオ周辺はこのような感じです。 シフトレバーは操作が簡単なストレート式。 こちらはインパネと一体化しているオーディオ。見た目は普通のオーディオですが、この部分にCDチェンジャーを内蔵していて、6枚のCDを収納することができるそうです。
ハザードスイッチの上部がエアコンの操作部、下は小物を収納できるセンターポケット。 インパネは運転席側から助手席側まで横方向に長く伸びるデザイン。 パネル部分はキラキラとした光沢があります。 インパネ下側は張り出しを抑えて足下のスペースを確保。ウオークスルーもラクラク可能です。
     
パーキングブレーキは足踏み式が採用されています。      

いよいよ気になるセンターシートに移動。上の写真にもあるとおり、運転席から助手席まで足下のスペースがしっかり確保されているので、運転席側からも助手席側からも簡単にセンターシートまで移動することができます。
まず左側の写真のように運転席・センターシート・助手席の位置をそろえた状態で座ってみました。運転席・助手席を一番後ろまで下げて、センターシートを一番前に出すとこの状態になります。センターシートは幅が運転席・助手席よりも55mm小さい420mm。このサイズだと大人の男性がスッポリ収まるのは難しいようで、右肩が運転席に、左肩が助手席に少しずつはみ出してしまいました。足は曲げた状態でほとんど動かすことができず、インパネにヒザがぶつかりそうです。
次に運転席のシートポジションをあわせ、センターシートを一番後ろの位置に下げて座ってみました。センターシートのスライド量は予想以上に大きく、前席のセンターシートというよりも、前席と後席の間、ちょうど後席の足下にシートを置いたような位置で座ることができます。この位置だと運転席・助手席の背面より20〜30cmほど後ろに座ることができるため、肩や腕が運転席・助手席に触れることなく座ることができます。また足下も広く、男性の場合は完全に脚を伸ばすことはできませんが、軽くヒザを曲げた状態でインパネ下のフットレストに足を置くことができました。
この位置から見える景色は、正面を見ればインパネの中央にあるエアコンやオーディオの操作部、左右に顔を向ければ運転席・助手席に座る人の頭、後ろを振り返れば後席左右に座る人の顔と、どれもこれまでの車では体験できなかった景色で、無理やり例えるならば「リアの中央席から身を乗り出して見える景色が常時見えている」という感じになるのだと思います。
運転席・助手席を後ろまでスライドさせ、センターシートを前までスライドさせた状態です。 こちらはそれぞれのシートを座りやすい位置まで調整した状態。センターシートは一番後ろに下げました。 この状態だと肩もぶつからず、足下にも余裕を持って座ることができます。 後席側から見るとここまでセンターシートが下がります。1列目と2列目の間で「1.5列目」の感覚です。

前席にセンターシートがあり3人が横に並んで座れるエディックスならではの装備を集めてみました。
斜めになったフロアの部分がセンターシート用のフットレスト。その上の開口部はエアコン吹き出し口のようです。 センターシートのショルダー部にはシートベルトを内蔵。どこに座っても3点式のシートベルトを使うことができます。 助手席側ダッシュボード上の「SRSエアバッグ」マーク。助手席側の大型エアバッグがセンターシートまでカバーしているそうです。 上を見てみるとサンバイザーも3つ設置されていました。
 
ルームミラーは中央よりもやや運転席側に設置されています。 ドアの内張は出っ張りの少ないスッキリとしたもの。 インパネ中央部には3本のペットボトルが収納できるドリンクホルダーが内蔵されています。  

使う人によって色々な用途が考えられるエディックスの前席センターシートですが、誰も座らない場合はアームレストやテーブルとして便利に使用することができます。
シートベルト固定金具の上に見えるストラップを引いて背もたれを前に倒すと… センターシートの背もたれ裏側を、トレイと運転席・助手席用のアームレストとして使うことができます。 そして、センターシート座面の運転席側にあるストラップを引くと… 座面の前半分が裏返り、トレイやテーブルとして使うことができます。
     
さらにセンターシートの下には引き出しを内蔵。これはセンターシート乗車時でも使用可能です。      

今度は後席に乗車してみます。
3人が乗車可能な後席は、前席と同様に3席それぞれが独立しています。後席も左右のシートの色に対してセンターシートの色が少し薄く、シートの生地や模様は前席と同じでした。後席は座面が前席よりもやや高く、背もたれ・座面共にほぼ平らな形をしています。また左右のシートは小さな角度ですが二段階のリクライニングが可能でした。
センターシートの座り心地やシートのサイズは、前席のセンターシートと同様で大人の男性には小さめのサイズ。後ろまでスライドさせてみたところ、前席のセンターシートに比べてスライド量は小さく、一番後ろまでスライドさせても後席の左右シートに肩が軽く挟まれる状態でした(後席左右のシートはスライドしません)。
後席のシートは、座面・背面ともにほぼフラットです。 センターシートを前に出した状態で座面の位置がそろいます。 そしてこちらがセンターシートを後ろまでスライドさせたところ。 座ってみると左右席の背もたれに肩が当たります。
   
後席シートは二段階のリクライニングが可能。 わずかな角度ですが、左の写真よりも背もたれを後ろに倒した状態です。    

「室外編」でお伝えした通り、エディックスのボディ側面は窓のラインが後ろに向かってせり上がるデザインになっています。これは室内側からも窓の位置と形で確認することができ、後席の着座位置ではちょうど肩から上という高めの位置に窓がある状態になります。
後席に座ると肩から上が窓の位置。高めの位置に窓があるため、周囲をボディで囲まれている安心感があります。 リアクオーターウインドウは小さめです。 ドライバーの視界確保のためか、後席のヘッドレストは低い位置(大人の男性で首のあたり)に収納されています。 後席乗車時はこのようにスライドさせて高さ調整が可能です。
     
後席のセンターシートも3点式のシートベルトを装備。使用しないときには天井に収納することができます。      

リクライニングにも使用する肩のレバーを引いて背もたれを前方に倒すと、リアの3席それぞれをダイブダウンさせることができます。3席全てを倒すと、後席を起こした状態でも奥行きのあるカーゴルームがさらに広くなり、エディックスのカタログにはマウンテンバイクを3台乗せた写真が掲載されています。これだけの荷物を載せても前席だけで3人が移動できるのは、エディックスならではの魅力ですね。
各席の肩の部分にあるレバーでシートを倒すことができます。 3席全てを倒すとこのような状態に。 もともとカーゴルームの容量はかなりありそうですが… 後席を全て倒すとこれだけ広い空間が確保できます。この状態でも3人乗れるのが従来の車と異なるところ。
   
カーゴルームの左右にはスピーカーが設置されていました。 使う人次第で色々な「便利さ」が実現できそうなエディックス。あなたならどのように活用しますか?    

ここまでご紹介したエディックス 20X(ミラノレッド)の仕様は下記の通りです。
     

室内のカラーはご紹介した「エスプレッソ」以外に、「ウォームグレー」「ブラック」の計3種類があります。他の展示車で残りの2色を確認したところ、生地と表面の模様は同じようでしたが、センターシートと左右席で色が異なるのは「エスプレッソ」だけのようです。
またメーカーオプションのハードディスクナビを搭載したモデルがありましたので、ご参考までに写真をご紹介します。
「ウォームグレー」のインテリア。 「ブラック」のインテリア。 こちらはメーカーオプションのHonda・HDDナビゲーションシステム搭載車。 センターポケットのあった位置にナビ操作用のプログレッシブコマンダーと、オーディオなどのスイッチが並びます。
     
上部に埋め込まれたモニターは8インチワイド。      



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