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ホンダネット新車ナビシビックタイプRユーロ

シビックタイプRユーロ【CIVIC TYPE R EURO】
排気量1,998cc
乗車定員4名
車両価格298.0万円(消費税込)
※価格はメーカー希望小売価格(消費税込)で参考価格です。
販売価格は各Honda販売店が独自に定めておりますので、詳しくは各Honda販売会社にお問い合わせください。

Honda公式サイト
2009/11/5 発表・発売

※タイプによっては紹介した装備と異なる場合があります。ご了承ください。

■レポート

●2005年9月にモデルチェンジした8代目シビックですが、この8代目からは日本、米国、欧州とそれぞれ違った形のシビックが存在します。
日本仕様のシビックは4ドアセダン専用モデルとなり、既に「シビック=ハッチバック」というイメージは過去のものとなっていますが、欧州で生産されるシビックはスタイリッシュなハッチバックスタイルを継続しており、これをぜひ日本で!という声は8代目デビュー時から多くありました。
「2009年春に欧州仕様タイプRを輸入」という報道が駆け巡ったのは2008年の11月でしたが、その後の世界的不況の影響による英国の工場の生産調整により導入次期が延期され待ち望んでいたファンをやきもきさせましたが、このたびようやく発売となりました!

●発表当日のウエルカムプラザ青山では、日本仕様タイプRの時と同様でインサイトやステップワゴンなど他の車種やバイクも展示される中での発表となりました。

この日展示されたシビックタイプRユーロは3台。
1タイプのみの設定のため、カラーラインナップの3色で全てとなります。
ステージ上はミラノレッド、他にアラバスターシルバー・メタリックとチャンピオンシップホワイトとなります。

●いよいよ実車確認。今までの新車発表時と比べると来場の人数は少ないのですが、これがなかなかどうして皆さん熱心に見ていますのでなかなか人が途切れません。
場内では「こういうのが欲しかったんだよ」という声も良く聞きましたし、運転席に座った人は大多数の方がニコニコしているのが印象的でした。


まずはステージ上のミラノレッドの車両を見てみましょう。
「Red Honda from the UK」のコピーにもあるようにシビックタイプRユーロではイメージカラーとして主役の色になりました。
写真ではちょっと明るめになってしまうのですが、実車を目の当たりにするとすごく鮮やかな深い赤で、「真紅」とでも言いたくなるような色合いです。
ミラノレッドという色自体これまでもいろんな車種に使われていたのですが、こんなに鮮烈な色だったっけ?という印象を受けました。
同じ色なのにこうもクルマで印象が変わるものかと、新鮮な驚きでした。



こちらは「アラバスターシルバー・メタリック」。ボディの形がよくわかる色です。彩度の低い色だからかなんとなく凄みがありますね。



そしてタイプRといえばやはりこれ。「チャンピオンシップ・ホワイト」
このカラーのみ、ホイールも同色となります。

●このシビックタイプRユーロを見てまず思うのが、タイヤが四隅で踏ん張っている感じがかなりします。





実際前後のフェンダーはボディからややはみ出しているようで、かなりコンパクトに見えるハッチバックスタイルですが、車幅は1785mmと3ナンバーサイズのためなおさらタイヤ部分の幅を感じます

●各部分のシャープなディティールも特徴的です。


日本仕様シビックは曲線を多用した張りのあるグリル〜ライト廻りの造形ですが、欧州シビックはスパッとシャープなラインで精悍な顔つきです。
実は現行の二代目フィットがデビューしたとき(欧州シビックより後です)に、グリルの面やバンパーの絞込みの形状がシャープでなんとなく欧州シビックに似てるなと思いました。
これは後日Honda公式サイトにもある「小説フィット」を読んでいたときに知ったのですが、同じ方がエクステリア担当なのだそうです。

●それにしてもこのライト、上下には薄いですが前後と左右の幅はかなりあります。

正面から見るとライト、グリル、ライトでそれぞれ車幅の1/3づつくらいあるような感じですね。
ボンネットを開けてみると、決して広くはないエンジンルームにもかなり食い込んでいました。


点灯状態を撮影してみました。
三角形の下のライトがフォグ、外側がロービーム、内側がポジションとハイビームですね。

●鋭いボンネットからの傾斜はそのままルーフまで続きます。


日本仕様シビックもかなりフロントウインドウが寝てますが、欧州シビックも負けず劣らずの角度です。
三角窓がない分もっとスポーティな印象を受けます。
ウインカーが埋め込まれたドアミラーもマウント部分の形状が凝っていて、空気抵抗が少なそうですね。
ドアハンドルも独特の形状で、角ばったラインが随所にモチーフとして用いられているようです。

●さらにリヤ部分を見ます。


真横から見るとリヤウインドウ周辺はシンプルな面なのですが、テールゲート周辺まで行くとかなり複雑な面構成をしています。
リヤハッチの部分、曲面ガラスにリヤスポイラーが被さっているという印象なのですがよーく見るとスポイラー部分の上下でガラス面の角度が全く違います。
スポイラーにしか見えませんがこの部分がテールゲートの上端になるんですね。
この部分でガラスがインサイトのように上下に分割されていました。
とはいえスポイラーとしての役目も見た目どおりにあるようで、上面は空気の流れを考えて両端が盛り上がった形となっています。

テールライトはガーニッシュを挟んだ横一文字の造形で、デザイン的にはフロントのライト〜グリルのラインとの統一感があるデザインとなっています。

●こだわりのマフラー形状

さらに視線を下へ向けると、フロントのフォグライトと同様に三角形にデザインされたマフラーが印象的です。
覗き込むと普通の丸パイプが見えるのですが、こういった部分のデザインにはかなりのこだわりを感じます。

●エンジンルーム

ボンネットを開けると、日本仕様と同様の2.0L DOHC i-VTECのK20Aエンジンが狭いエンジンルームに納まっています。
全く同じものではないようで、出力など細かく見ていくと結構違うようです。

●足回り

タイヤは前後とも225/40R18とかなり大径ホイールですね。
フロントのブレーキキャリパーには「TYPE R」のロゴが浮き彫りとなっていました。
日本仕様のようなbrembo製ではないようです。

●ここから内装




タイプRといえばやはり赤い内装ですが、8代目シビックからは「真っ赤!」というほどの赤だらけではなく、黒と赤の組み合わせで落ち着きのあるデザインとなっています。
このへんのテイストは日本仕様も欧州仕様も同じようで、たとえばシートも同じデザインの「Honda R specシート」シートを使用しているようです。
「ENGINE START」ボタン、6速MTのアルミ球状シフトノブ、アルミ製ペダルなど、タイプRならではの装備が日本仕様と同等にしっかりと受け継がれています。
インパネのデザインはドライバーを中心に円を描くようなラインが印象的です。
運転席ドアを開けるとメーターパネルがボウッと光り、ドライバーを迎えてくれます。
メーターは日本仕様と同様に上下2分割のマルチプレックスメーターで、タイプRならではの赤系照明や上段スピード側メータのi-VTEC/REVインジケーターも装備されています。

●前席装備いろいろ





オーディオはインパネと一体型なので交換はできないものとなっていますが、CDとラジオだけではなくセンターコンソール内のAUX入力やUSB端子によるMP3/WMAオーディオにも対応しているようです。
展示車では表示ができませんでしたが、インパネ中央のエアコン吹き出し口の上にオーディオやエアコンの表示部分がありました。
欧州で販売されているシビックでは、タイプによりこの部分にナビモニターが装着されていたりするようですが、今回日本に導入されるタイプRユーロでは設定が無いようでちょっと残念。

●意外と広かった後席



前席シートの肩の部分についているレバーを押し下げることで簡単に後席にアクセスできました。
外から見たときは後席は狭いのかなと思っていたのですが、意外と後席は広くて乗り降りもしやすかったです。
やはり日本人より身体の大きな欧州の人が乗る車だからなのか、全く窮屈さを感じませんでした。
なるほど!と思ったポイントが前席シートベルトの固定方法。
下側は通常はアンカーボルト等でフロアやピラーに固定されているのですが、このクルマでは下端がスライドするようになっていました。
前席ベルトを締めたときだけ引っ張られて前方に移動してきます。使用しないときはピラー部分まで戻り、乗降の邪魔になりません。
こういった後席ドアがないクルマの場合、前席ドアから乗り降りするのに前席のシートベルトって結構邪魔になることが多いので、これはよいアイディアだと思いました。

●ラゲッジスペース

さすがハッチバックなだけあって結構広いラゲッジスペースを持っています。


シートも6:4分割で倒せますので、後席を使わないときはさらに広大なスペースを確保することができます。
片方のシートを倒してふと気づいたのが、倒した背もたれが倒していないほうの座面とまったく同じ高さになっているではありませんか。
前に回ってよく見てみると、倒したときにシート全体が沈み込むようになっていて、これは現行の2代目フィットの後席と同じ方法ですね!
トールモードこそありませんが、この使い勝手の良さは元々欧州シビックのパッケージングが素晴らしいのだと気づかされました。
センタータンクレイアウトを採用しているので、後席周りのユーティリティはフィット譲りですね。

ふと気づいたのがテールゲートを開けるとそこには「POWER OUTLET」と書かれたフタが。開けるとシガーソケットで電源が取り出せるようになっていました。
センターコンソール内にもありましたし、なにかとユーティリティが充実している欧州シビックでした。


■フォトギャラリー

●ミラノレッド


●アラバスターシルバー・メタリック


●チャンピオンシップ・ホワイト


なおこのシビックタイプRユーロ、2010台の限定販売だそうです。
興味のある方は販売店へお急ぎください!


2007年3月に発表された日本仕様シビックタイプRの情報は、こちらのページからご覧下さい。


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