Honda ウエルカムプラザ青山は開かれた憩いの場として、1985年8月19日にオープンしました。
2020年1月18日、その憩いは変わらず、より開放的で居心地の良い空間へとリニューアルしました。
その直後から新型コロナウイルスが世界的に広がり、その影響から長らく休館が続いていましたが、
2020年6月より営業が再開されました。
正面エントランスから入るとまず目に入るのが「ワイガヤの木」。Hondaでは昔から役職や年齢を超えて話し合う「ワイガヤ」の文化があり、それを世界中の植物で体現したオブジェとなっています。もちろんみんな生きている植物なので、花が咲いたり、新芽が出ていたりと、訪れるたびに違った表情を見せてくれると思います。
「ワイガヤの木」の場所はもともとインフォメーションカウンターがありましたが、奥の壁際スペースへ移転していました。ここで「宗一郎の水」を頂きました(無料)。ビルの地下に、樹齢200年以上のカナダ産米ヒバを使った70トンの大樽があり、ヒバ樽に貯水することでまろやかで美味しい水になるとのことです。「みんなに美味しい水を飲んで欲しい」という本田宗一郎の想いから、このビルの飲料水は全てこのヒバ樽を通しているそうです。また、災害時には地域の飲料水としても活用されるとのことです。
Hondaウエルカムプラザ青山の詳細については、
Honda公式サイト特設ページをご覧ください。
これまでのウエルカムプラザ青山はどちらかというとクールなイメージでしたが、このリニューアルにより暖かみのある癒しのスペースとなりました。Hondaの製品と自然を思わせる館内という調和は、Hondaという企業が目指している方向性を示している様にも感じました。