8:45からのプレスカンファレンスに向け、ステージ前は8:00頃からすでに混雑しており、8:30頃にはかなり身動きできない状態に。ステージ上にはヴェールをかぶった新型FITと、今後の電動化の方向性を示唆すべく、「Honda e」「BENLY e:」「GYRO e:」が展示されていました。ステージの右側にも5台、ヴェールをかぶった車両がありました。
プレスカンファレンスが始まり、オープニングムービーの後はHondaの八郷社長のプレゼンテーションが始まりました。
今回の大きなテーマは2030年ビジョンとして「すべての人に、『生活の可能性が広がる喜び』を提供する」ということを掲げており、その方法として「電動化」と「エネルギー」を軸に「移動と暮らしをシームレスに繋ぐ」技術を進める高効率電動化技術を「Honda e:TECHNOLOGY(ホンダ イー テクノロジー)」と名付けて紹介されました。
四輪では2モーターハイブリッドを小型車でも適用できるよう進化させて、「e:HEV」と呼ばれるモーター走行を中心としたハイブリッドモデルを来年2月発売の新型FITや新型ACCORDなど順次展開、2030年までに四輪車販売台数の2/3を電動化する取り組みとのことです。
Honda eは来年日本で発売予定で、AI技術によりドライバーと自然な会話で情報提供を行う「Honda Personal Assistant」を搭載しているそうです。
二輪車では配送や宅配業務で使われる車両を中心に電動化を展開していくそうです。
来年春の発売を予定しており、これに合わせて二輪のコネクテッドサービスを開始するそうです。
新型FITがアンヴェールされ、姿を見せました。タイプは5種類用意されており、このモデルは「HOME」というタイプです。この位置からは人垣がすごくて見えませんでしたが、ステージ右側の新型FIT5台も同時にアンヴェールされました。Honda SENSINGの最新機能や、Honda e:TECHNOLOGYを搭載し、車載通信モジュール「Honda CONNECT」を活用した新しいサービスをこの新型FITから開始、今後の新型車やフルモデルチェンジの車種にも順次提供される予定とのことです。
Honda CONNECTではスマホアプリで遠隔でエアコンの始動、ドアロック忘れ通知やロック操作、駐車位置の確認機能、事故などのトラブルサポート、セキュリティアラームと連動したALSOKの駆けつけサービスなどが「Honda Total Care プレミアム」により提供されるそうです。