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イベントレポートEVENT REPORT

東京オートサロン2020 イベントレポート

東京オートサロン2020公式サイトはこちら

東京オートサロンは、1983年に「東京エキサイティングカーショー」としてスタートし、開催場所を変え年々規模を拡大。
近年では自動車メーカーも出展し、コアな自動車ファンだけでなく、
自動車を利用する家族連れでも十分に楽しめるビッグイベントに変化・発展しました。

第38回目となる「東京オートサロン2020」は、過去最大規模の世界最大級のカスタムカーイベントとなりました。

プレスカンファレンス

レスカンファレンス前のHondaブースの様子です。メインステージ上には黒いヴェールをかぶった車が1台。形から察するにシビックタイプRだと思われます。その横には2020年マイナーチェンジモデルの「シビック セダン」と「シビック ハッチバック」が展示されています。

10:00になりプレスカンファレンスが始まりました。日本本部長の寺谷氏がステージ上に上がり、ニューモデルの発表がありました。 「シビック セダン」と「シビック ハッチバック」は2020/1/23に発売とのこと。また「操る喜び」がこの東京オートサロン出展の主なテーマであり、それを具現化したモデルとしてシビックタイプRが2020年夏頃に発売予定との発表があり、ステージ上の車両のアンヴェールが行われました。さらに同テーマとしてマイナーモデルチェンジのS660、2020年秋発売予定のN-ONE、ヴェゼル・フリード・新型フィットの「Modulo X」が紹介されました。

シビックシリーズ

テージ上にはタイプR、ステージ横にはプレミアムクリスタルレッド・メタリックのセダンと新色のソニックグレー・パールのハッチバックが展示されています。
Honda公式ページでもこの直後プレスリリースが出ましたが、そのリリースに使われているのとまったく同じ色の車両でした。写真を撮っている時は気づいていなかったのですがハッチバックはメーカーオプションのトップロードサンルーフが装着されていました。
また、このモデルより「Honda SENSING」が全タイプに標準装備となったそうです。

S660とN-ONE

インステージの左側にはガレージをイメージした空間に、同日マイナーチェンジで発売となった新色アクティブグリーン・パールのS660と、2020年秋発売予定と発表されたN-ONEのRSが東京オートサロン用にカフェレーサーコンセプトとして展示されていました。S660はフロントピラーがボディ同色となり、ホイールデザインも変更されエクステリアがブラッシュアップされています。N-ONEについてはこのRSでついに6速MT仕様が追加されます。インパネ周りやシートも現行とは変わっておりますので、見た目現行と同じでも中身は全く別物に進化しているようですね。

た、S660の後ろにはガレージを模したジオラマが置いてありました。黄色いビートがあるガレージに新しいS660が届いた、そんな情景でしょうか。
ガレージ内の小物類など、細かい作り込みが凄かったです。

Modulo X

らにブースの先へ進むと、新型フィット、フリード、ヴェゼルのModulo Xが展示されていました。フィット、フリードについてはまだ開発中のコンセプトモデルであるため、発売時期については未定のようですが、この2台のデザインはこれまでのModulo Xとはデザインのテイストが変わってきたようです。今後の方向性がこの2モデルに現れているようですね。

新型フィット Modulo X Concept
フリード Modulo X Concept 2020
ヴェゼル Modulo X

Hondaブース内のその他の展示

2020年モデルに追加される新色のNSXはコクピット体験ができるようになっており、長い列が人気を物語っています。プレスカンファレンス内でもHondaがモータースポーツを始めてから60年にあたる年であることもあり、レースマシンなども多数展示されています。四輪のイベントではありますが、二輪も若干展示がありました。

細がアナウンスされておりませんでしたが、Hondaブースの一番奥にものすごい迫力のCR-Vが展示されていました。オフロードでの走破性が期待できそうな骨太なカスタムです。

CR-V Black Edition Custom Concept with THE CHECK SHOP

無限ブース

Hondaブースの隣には無限ブースがあり、こちらにも新型フィットが展示されていました。
一台の車を左右で異なる仕様に仕上げており、共通パーツは多いものの色のイメージもあってまったく別の車のようなイメージになる面白い展示方法でした。
右側の赤い「Dash」はワインディングなど様々な道を駆け抜けるイメージ、左側の白&金色の「Skip」は日常をアクティブに弾むように楽しむイメージから名付けられています。
よく見るとフロントグリルやアンダースポイラーなど、左右で異なるものは中心線でスパッと切って繋いでありました。
ちなみにインテリアは共通でした。

MUGEN FIT Prototype

2019年SUPER GTシリーズ参戦の MOTUL MUGEN NSX-GTと2019年スーパーフォーミュラ参戦の SF19 TEQM MUGENの2台は車体の半分が真っ白にラッピングされており、一瞬モデリング中のハリボテか?と思ってしまうほどでしたが、この2台はキッズ向けにコックピット体験やタイヤ交換体験ができるという展示になっていました。

MUGEN S660 Concept
NSX-GT & SF19

Honda Accessブース

「乗り物で人と人がつながる」がテーマのHonda Accessのブース。古いクルマ、現代のクルマ、未来のクルマが一堂に会する空間となっていました。

2019年に発売20周年を迎えたS2000の「20th Anniversary Prototype」が展示されていました。Modulo Xなどで培われた現代の空力理論に基づいて開発が行われているようです。
2020年2月20日に、これらのパーツの商品ラインナップや価格などの詳細が発表されるとのことでした。

S2000 20th Anniversary Prototype

1997年のシビックタイプRをベースに、近未来的なデザインを施したコンセプトモデルです。LEDを使用した灯火類が印象的ですがエアロパーツなども新たに作っているようです。メーターやドアミラーウインカーなど、現代ならではのバージョンアップも施されていました。

CIVIC CYBER NIGHT JAPAN CRUISER 2020

テップ ワゴンの車いす仕様車をベースに、運転席以外のすべてのシートが「カチャッ」と取り外し可能なコンセプトカー。フロアは一番前から後ろまで真っ平ら。いくつも空いている穴に金具で固定するだけでシートも各種金具類も自在の位置に簡単に固定できるようになっていました。
また、この展示では助手席に電動車いすをセットできるようになっていて、後ろのスロープから一番前まで押していきワンプッシュの金具で「カチャッ」と固定するだけ。
自在なレイアウト、広大なスペースを実現しておりとても楽しそうな車でした。

KACHATTO-WAGON

N-WGNを2シーターとし、後ろのスペースに格納式のシートやカウンター付きのサイドボードを備え付けたコンセプトカー。アウトドアでゆったりと過ごすためのカスタマイズが施されています。

N-WGN ROAD SIDE Concept

象年齢は5~10歳ぐらいの子を想定した「人生ではじめて触れるHonda」がコンセプトとのこと。将来的な子供向けのモビリティを想定しており、複数台での隊列走行も可能。ボディの素材は柔らかく、親しみの持てるデザイン・操作感となっているようです。

AIBOU

東京オートサロン2020の詳細については、
Honda公式サイト特設ページをご覧ください。

東京オートサロン2020